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お茶とは お茶と健康 こんなにあったお茶の種類 お茶の美味しい入れ方

お茶と健康

お茶には、私たちの健康維持につながる様々な成分が含まれているといわれています。
毎日飲むお茶だからこそ、どんな効果があるのかを知っておきたいですよね?ここでは、お茶と健康の関係についてお話しします。

カテキン

お茶の「渋み」「苦み」を作り出している成分です。

強い抗酸化作用があり、最近増えている動脈硬化や高血圧、ガンなど、いろいろな生活習慣病の予防に効果があります。

カフェイン

お茶の「苦み」を作り出している成分です。

眠気をさましたり、心臓の働きを活発にする効果があります。

■抗酸化作用とは、対内で増えすぎると、正常な細胞を損傷させ、発ガン促進やさまざまな病気の原因となる活性酸素(フリーラジカル)の攻撃をブロックする働きのことです。

■カテキンは殺菌効果がとても強く、普通に飲むお茶を水で2~10 倍に薄めたものでも、24 時間以内で菌が全て死滅するほどです。

■カフェインには、次のような効果・作用があります。
・中枢神経系(脳や脊髄)を興奮させる覚醒作用
・腎臓の血管を拡張させ、尿の生成を早める利尿作用
・骨格筋を刺激し、筋肉の力を高める筋肉収縮効果
・交感神経を刺激し、基礎代謝を高める代謝促進作用

テアニン(アミノ酸)

お茶の「甘み」「旨味」を作り出している成分で、お茶の葉だけに含まれています。

人の心と体をリラックスさせる、「ヒーリング(癒し)効果」があります。

ビタミンC

壊血病やガン、風邪を予防するのに必要な成分です。

1 日に必要な量(大人で50mg)は、煎茶を10 杯飲むと補うことができます。

■テアニンは、リラックスの指標となるα波(脳波の一部)を増加させ、緊張や不安、イライラの指標となるβ波を減少させます。そのため、心身がリラックスします。

■最近では、健康食品に添加されたり、サプリメントも販売されています。

■対内でコラーゲン生成を助ける働きがあります。そのため、不足すると血管を構成しているコラーゲンの生成と保持ができなくなり、壊血病の原因となります。

■強い抗酸化作用を持つため、食品に酸化防止剤として添加される場合もあります。

フッ素

歯の表面を強くし、虫歯にならないための抵抗力をつける成分です。

また、お茶にはカテキンも含まれているので、虫歯の原因になる細菌の増殖と、歯垢ができるのを防ぎます。

ワンポイントお茶知識

日本茶には、たくさんの栄養が入っていますが、全部がお茶として飲めるわけでは有りません。
お茶を入れたとき、お湯に溶け出してお茶として飲める成分と、お茶の葉に残る成分があるのです。


【お茶の中に溶け出す成分】
・カテキン  ・カフェイン
・テアニン  ・ビタミンC

【お茶の葉に残る成分】
・ビタミンA(カロテン)
・ビタミンE  ・食物繊維
・葉緑素(クロロフィル)


■フッ素は歯の質を強くし、再石灰化を助けます。また、虫歯菌の活性化を抑えます。

■お茶の他、海苔、魚貝類、小魚などにも多く含まれています。

(資料参考:公益社団法人日本茶業中央会企画・発行 日本茶ワークブック「お茶にしようよ」)

公益社団法人日本茶業中央会